August 03, 2015

暑中お見舞い申し上げます

Img_3988

例年以上に暑さ厳しい日が続いていますが、みなさまお元気でいらっしゃいますか。

ご挨拶が遅くなりましたが、日本橋高島屋での三人展 なついろの雫、大盛況のうちに終了いたしました。
昨年もいらしてくださった方との再会や、新しい出会いなど、とても充実した一週間でした。5周年記念(私は2年目ですが)のプレゼント企画、お楽しみいただけたでしょうか。
天候に恵まれない中、お越しいただいたお客様、応援してくださったみなさま、本当にどうもありがとうございました。
磁器の朋子さん、木工の耕史郎さんお二方とも、ホンワカした雰囲気ながら素材とガッツリ取り組んでいるとても素敵な作り手仲間です。出会えたご縁をこれからも大切にしたいです。

個人的にはこの夏から大きな環境の変化があり、いろいろと解決すべきことは多いのですが、これまでの経験を生かし前へ進む道を探っていこうと気持ちを新たにしています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


June 29, 2015

なついろの雫

150701_takashimaya1_2


〜展示のお知らせ〜

昨年に引き続き、「なついろの雫」に参加いたします。

日本橋髙島屋7階 ギャラリー暮らしの工芸
7月1日(水)〜7日(火)
高橋朋子(磁)tableware,accessory
宮良耕史郎(木)cutlery
incomplet(ガラス)glass jewelry

昨年に引き続き、磁器の高橋さん、木工の宮良さんとの三人展です。
さまざまな繋がりの中で生まれた時間と場に集えることを私たちも愉しみにしております。
ぜひお出かけ下さい。

January 03, 2015

2015年もよろしくお願いいたします

2015

新しい年が明けました。この一年が皆様にとって穏やかで暖かいものでありますように。

さて、昨年末12月30日に新宿の東急ミラノ座でさよなら興行の「マトリックス」を観ました。閉館前にどうしても行きたった。ここも、昨年同じく閉館した吉祥寺のバウスシアターも、本当によく通ったのでなくなったのが本当に寂しいです。昨年の元旦はバウスで「Only Lovers Left Alive」、締めくくりはミラノ座。感慨深いものがあります。

恒例のオススメ映画記事を書こうか書くまいか迷いました。昨年は6月以降、マトリックスまで7ヶ月間一本も観なかったから。そんなことは今までになかったことです。観たいものはたくさんあったのに、なぜか足が向かわなかったのは、無意識に心を動かされることを避けていたのかもしれません。心を震わせるものを求めて生きているつもりだったのにね。

といいつつ、昨年観たものを振り返ってみたところ前半は結構観ていたのでありました。ざっと挙げてみると、

オンリーラヴァーズレフトアライブ
ゼロ・グラビティ
47ronin
かぐや姫の物語
ブリングリング
アイムソーエキサイテッド!
鉄くず拾いの物語
サインオブザタイムズ
RUSH
ニシノユキヒコの恋と冒険
はなしかわって
シンプルメン
愛アマチュア
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
愛の渦
アデル、ブルーは熱い色
ウルフオブウォールストリート
ブルージャスミン
マトリックス

以上19本。それぞれおもしろかった中で、個人的に印象に残ったものは、

RUSH…疾走感!ストーリーも良し。オススメ。
かぐや姫…映像表現の素晴らしさに圧倒された。
ブルージャスミン…いろいろ身につまされる。ケイトの存在感が大きく、いつものアレンらしさが少ない印象。破滅へのきっかけとなる行動は愛していたからこそよね、と思うと結構幸せだったのではと思ったり。
ウルフオブ…ディカプリオの酷いハチャメチャぶりがいっそ清々しい。
はなしかわって、シンプルメン、愛アマチュア…バウスでの特集上映。ドイツにいる心の友おすすめのハル・ハートリー。根底に流れる人への信頼と暖かさに救われる。
ニシノユキヒコ…敬愛する井口監督の久々の作品。次も待ってます。
サインオブザタイムズ…プリンス愛。何度も観てるしDVDも持っているけど、大きい画面で観たいのです。2回行った。

本当は観たかったもの、もっともっとありました。今年は環境も変わるしどうなるかわかりませんが、がんばって行きたい。で、ぐらんぐらんに揺さぶられたいです!ヨロシク。


October 14, 2014

個展のお知らせ

Saka2014_dm01_2

東京は台風19号が近づいて風雨が強まってきていますが…皆様ご無事でしょうか。
そんな中ですが、来月の個展についてお知らせいたします。

11月6日(木)から、神楽坂のギャラリー坂にて個展を開催いたします。
今回は、新しく立ち上げたジュエリーブランド incomplet(アンコンプレ)の本格お披露目になります。

日々いろいろありますが、周りの人々に恵まれて本当に有り難いなぁ…と思う気持ちで制作に励んでおります。
今回のDMは写真をAyako Hasegawaさん、デザイン制作を平川珠希さんにお願いして、いつにも増して素敵なものに仕上がりました。写真負けしないよう、頑張ります!(現在かなり追い込まれております…)
秋の一日、神楽坂を散策しがてら遊びにきていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

----------------------------------------------------------------
Kyoko Ohira Exhibition 〜 incomplet 〜
2014年11月6日(木)〜11日(火)
11:00〜19:00(最終日〜17:00)
gallery 坂
東京都新宿区築地町2 Tel: 03-3269-8330
http://www.gallery-saka.com/


Saka2014_dm_back
※クリックすると大きくなります


March 28, 2014

吉野梅郷へ

Dsc_0454_2

ものすごく久しぶりの更新です。。

つい先日まで寒い日が続いていたのに、あっという間に春が来た感じ。今日も暖かく、気持ちのいいお天気だったので、足を延ばして吉野梅郷まで行ってきました。
青梅駅からバスに乗り、青梅市梅の公園へ。

話には聞いていたものの、本当に素晴らしいところでした!!殆どの木が満開で、今まさに見頃。白から濃紅まで様々な色が、山の斜面を埋め尽くす様子は言葉にできないくらい綺麗なものでした。香りもとても良かったです。写真ではなかなか伝えきれない。

残念なことに、そんな光景もしばらく見られなくなるようです…
ニュースにもなっていますが、プラムポックスウイルス(PPV)の感染が広がっており、早期の防除および再生・ 復興のため、梅の公園内の全ての梅樹の伐採が予定されているとのこと。
 → 青梅市からのお知らせ
梅まつり終了後、ということはあと数日。。元の姿に戻るには少なくとも10年はかかるとも言われているので、お時間ある方は今週末ぜひどうぞ!

Dsc_0464

Dsc_0497

Dsc_0459

Dsc_0469

January 01, 2014

今年もよろしくお願いいたします

Dsc_0406

2014年が幕を開けました。
年末にイベントがあったため、最後まで慌ただしく年越しの準備など何もできずお正月を迎えてしまいました。少し片付けて簡単な料理を作っただけですが、年が改まるというのは不思議な感覚ですね。

昨年はいろいろなご縁が繋がって、あれよあれよという間に展示が決まり、あっという間に過ぎ去ったような気がします。その度に多方面に影響がでる程バタバタしてしまうので、今年はもっと良い意味で平常心で準備を怠らず過ごしたい。

みなさまが心穏やかに、健やかに過ごされますよう。
今年もよろしくお願いいたします。
(我が家のニャンコも元気にしています。今も膝の上でモニョモニョ寝言をいっている)


<お知らせ>
「食卓にアート展」昨年に引き続き参加いたします。
2014年2月16日(日)~2月25日(火)
えすぱすミラボオ 東京都新宿区神楽坂6-36-1 神楽坂ビル2F
東西線の神楽坂駅から徒歩1分のギャラリーです。お時間ありましたらぜひ。


December 28, 2013

CRAFTS JEWELRY 終了しました

Dsc_0395

ジュエリー展示会「CRAFTS JEWELRY」無事終了しました。
ご来場くださったお客様、スタッフの皆様、どうもありがとうございました。
初めてのことばかりで緊張しつつ当日を迎えましたが、他の作り手の方々とも知り合え、有意義で楽しい3日間でした。勉強になることばかりです。
今後ともよろしくお願いいたします。

これで今年は仕事納め。
来年も良い出会いに恵まれますように。


December 20, 2013

CRAFTS JEWELRY

Dm2_2


ギャラリードゥポワソンと手仕事のギャラリー&マーケット "iichi"の共催によるジュエリー展に出展いたします。
ジュエリーのみの展示会への参加は初めてですし、ドゥポワソンはコンテンポラリージュエリーを扱う憧れのギャラリーでもあるので、プレッシャーを感じつつもワクワクしています。年末の賑わい溢れる浅草へぜひ遊びにきてください。
会場となるライオンビルディングは、昭和34年築のレトロな建物だそうで、そんな空間で展示するのも楽しみです。

CRAFTS JEWERLY
12月21日(土)〜23日(祝)
12時〜18時
浅草ライオンビルディング
東京都台東区雷門2−11−20

November 11, 2013

個展「Omaggio a Giorgio Morandi」終了しました

20131028_1505182_2

2年ぶりの個展、無事に終了しました。
お陰様で今までと比べても好評で、私にとっても大切な経験となりました。

これまでも個展の際には自分なりのテーマを設定していたのですが、それが抽象的過ぎたり自分の技量が足りなかったり、今ひとつ伝えきれていない…と、もどかしく思っていました。テーマはあるのに、そこに集中できず自信もないことから、つい色々な物を並べてしまったり。。

今回は、難しいことを考えずモランディの世界へ近づきたい気持ちで、素直に制作できたことが良かったです。実用性などは考えず、ただ色と形に向き合うことができたのは、私自身とても楽しいことでした。自己満足か、、とも考えたのですが、そもそも個展ってそういうものかもしれないですよね。

奥野ビルのギャラリーは、ふらっと入ってきてくださる方が多く、「わるくない。おもしろかったです」と言ってくださった方が美術評論家だったり、毎回観てくださっていた方が初めて、今回が一番いいですね、と言葉をかけてくださったり、心に刻みつけておきたいような感想をたくさんいただきました。
ガラス歴は長いものの技術的には全く未熟で、自分の進むべき道を模索しながらの制作活動なのですが、これでいいんだ、と背中を押してもらったようで勇気づけられました。続けてきて本当に良かった。

お世話になった皆さますべてに深く感謝いたします。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

October 12, 2013

Omaggio a Giorgio Morandi

Morandi2013

2年ぶりに、いつものギャラリーで個展を開催いたします。

**********

岩崎恭子ガラス展 Omaggio a Giorgio Morandi
〜モランディへのオマージュ

10月27日(日)〜 11月2日(土)
12:00 〜 19:00 ※最終日は17時まで

Gallery 銀座一丁目にて
中央区銀座1-9-8 奥野ビル4F

**********

イタリアのボローニャで生涯を過ごした画家モランディ
私が初めてその存在を知ったのは、20年近く前に友人からもらった本がきっかけ。それは1989年に日本で初めて彼が本格的に紹介された個展のカタログでした。
同じような壜や水差しが落ち着いた色調で繰り返し描かれた作品は、正直に言って、当時のまだ若かった私には地味に思え、それほど興味を引かれませんでした。
しかし、なぜかそのカタログを時々取り出して眺めているうちに、いつの間にか静かで穏やかな色合い、具象でありながら抽象性を感じさせる画面に深い共感を覚えるようになっていたのでした。同じ壜を描きつつも作品ごとに配置を替え、ひとつとして同じ絵はないのですね。彼は小さなアトリエの中で一人、様々な試みをしていたのでしょう。

今回の展示では、彼へのオマージュとして様々な壜や水差しを制作しました。それらを訪れてくださった方に好きなように配置していただき、モランディの世界を楽しんでいただく試みも計画しています。1989年の展覧会カタログや、写真家Luigi Ghirriがモランディのアトリエを撮影した写真集などもご用意してお待ちしております。

実は日本で久しぶりとなる大規模な巡回展(神奈川県立近代美術館や豊田市美術館ほか)が2011年に予定されていたのですが、震災の影響で中止となってしまいました。それで、こちらから訪ねることにして、昨年ボローニャまで行ってきました。彼のアトリエ(住居)も訪ねたのでそんなお話もできたらいいな、と思っております。

秋も深まり気持ちのよい頃ですので、お散歩&お買い物がてらぜひ遊びにいらしてください。
いつもの、古いビルにあるギャラリーです。なお、お花やお菓子などの差し入れはご遠慮させていただきますので、どうぞお気遣いいただきませんように。


Dm_solo_2013_moji_3
クリックすると大きくなります

July 11, 2013

「緑陰のバールにようこそ!2013」

Img_3354

今年の夏はいろいろありまして。

4日から始まっているのですが(告知遅れました!)、
石神井にある生活雑貨のお店、copse( コプス)での企画展に参加しております。(基本的に在廊はしていません)


「緑陰のバールにようこそ!2013」

7月4日(木曜)〜28日(日曜)
*月曜〜水曜は休み
*木曜〜日曜の11時半〜17時半
(土曜のみ21時半まで営業。席数が少ないため夜はご予約した方がいいようです)
*連日ランチもご用意。

住宅街の中のかわいいお店です。
私も平日にランチビールをいただきに行くつもり。
お近くの方、おついでのある方、ぜひのぞいてみてくださいね。

Img_3393


夏のガラス展 Life with Glassblowing 2013

G2013dm2_sample


梅雨が明けたとたん、連日の猛暑ですね!
そんな夏本番、眼に涼しいガラスの展覧会はいかがでしょう。

今週土曜(13日)から、毎年恒例のガラス展です。
長ーい付き合いの吹きガラス仲間4人、
いつものギャラリーmado にて。

私は、気軽なグラスや小鉢を出す予定。
他のメンバーは、冷酒にぴったりな酒器やパンダコップ、色合いの美しい器など、力作揃いです。

そして今回は初の試みとして、オープニングパーティーやります!
お料理は、昔のガラス仲間で今はフードコーディネーターとして活躍中のタナカトウコさんにお願いしました。
ワインも泡、白をご用意する予定(メイン担当ももこさん)。他にもいろいろ取り揃えております。
初日17時からです。
ぜひ遊びにいらしてくださいね。

どうぞよろしくお願いいたします。
私は16日(火)以外、在廊予定です。

Life with Glassblowing 2013
7.13(sat) 〜17(wed) 12:00 〜17:00
Gallery MADO

G2013dm_1sample


June 02, 2013

ガラス三人展@グラスホッパーギャラリー

Dm

いつの間にか季節は移り変わり、関東地方も梅雨入りしました。

映画のことや、展覧会のことなど、書きたいことはたくさんあれども(「天使の分け前」「八月の鯨」、「もののあはれ展」「貴婦人と一角獣展」「フランシス・ベーコン展」などなど!)、まずはお知らせを。

今月19日(水)より、東横線学芸大学駅より徒歩12分のグラスホッパーギャラリーにて、ガラス三人展を開催いたします。こちらのギャラリーには何度も伺っておりますが、展示は初めてです。
ガラスという素材は共通ですが、扱う技法は三者三様。蒸し暑い季節ですが、ぜひガラスの様々な表情を見にいらしてください。

 主に…岩崎:吹きガラス&カット
    櫻庭:フュージング
    波多野:パート・ド・ヴェール

器やランプ、アクセサリーなどが並ぶ予定です。現在、鋭意制作中!

■ 2013年6月19日(水)〜25日(火)
 11:00〜19:00 ※ 最終日は17:00まで

■ グラスホッパーギャラリーにて
東京都目黒区中央町2-6-1 ノア学芸大1F
TEL & FAX : 03-5724-7098
http://www009.upp.so-net.ne.jp/grass-hopper/

どうぞよろしくお願いいたします。

 ※岩崎は、20日(木)、24日(月)、25日(火)以外は、連日13時以降在廊予定です。

Dm_3

クリックすると拡大します

April 15, 2013

ドイツ 活字組版工房「フリーゲンコプフ」展

20130415_233718

竹尾 見本帖本店にて開催された、クリスタ・シュヴァルツトラウバー氏のトークショーに行ってきました。

ミュンヘンの活字組版工房「フリーゲンコプフ」。この工房を主宰し、クリエイターとして自身の作品を発表しているクリスタさんは、暖かいお人柄を感じさせるチャーミングな女性でした。
活版で印刷された絵本の美しいこと!ポスターの格好いいこと!
私自身は印刷関係者でも何でもないのですが、活字で印刷されたものの美しさに痺れます(ちなみに版画も大好きです)。

グーテンベルグゆかりのドイツでも、今は活版印刷で製品を大量に作ることは殆どないようです。クリスタさんは活字を愛してやまず(古い木活字や、ドイツ鉄道で使われていた切符や時刻表用のオリジナル活字などのコレクション写真も紹介されました)、小ロットで制作していくアトリエスタイルを選択したとのこと。自分がどのようなスタイルで活動していくかを考えるのは、印刷業に限らず必要なことだと思います。

版画家と共作した限定出版本の紹介や、活版は強い圧をかけて凹ませるのが良いという傾向はいかがなものか(活字が痛んじゃうしね)というお話など、興味深い内容のトークショーでした。

今回のイベントを主催されたルフトカッツェデザインの平川さんは、作品集にひかれ7年前のミュンヘン滞在中に、勇気を出してフリーゲンコプフの工房を訪ねたそうです。その出会いがこの日に繋がっているのですね。私が平川さんと知り合ったのは、地震後の荻窪のカフェでした。本当にご縁って不思議です。

素晴らしい作品に触れ、目と心の保養になりました。眼福。

March 27, 2013

2012年映画

Assisi


3月もそろそろ終わりの時期ですが、昨年映画館で観たもので良かったものを記録しておきます。自分の備忘録として。

(順不同)

少年と自転車
 ダルデンヌ兄弟。

ル・アーブルの靴みがき
 アキ・カウリスマキ監督

この二つは、少年と周囲の大人たちの物語。一方は親に捨てられ施設にいる少年、もう一方はアフリカからの不法移民の少年。どちらも厳しい環境に放り出された存在だけれど、彼らを受け入れる周囲の大人たちのまなざしが暖かい。みな経済的に余裕のない暮らしをしているし、特別な人達ではないのにもかかわらず、目の前に突然現れた存在を自然に受け止め守ろうとする姿に心打たれた。
私自身、常に親切で良き人でありたいと思ってはいるものの、実際にはそれは自分に関係する人に対してであって、全く未知の存在(むしろ面倒な存在かもしれない)を受け入れることができるだろうか…… 受容できる人でありたいと強く願う。
両監督はいつも、さりげなく暖かく、人に寄り添う映画を作りますね。

細田守監督のアニメーション『おおかみこどもの雨と雪』も、こども(オオカミとの間の)を育てる話。雪のなかを、おおかみこども達が転げ回るシーンがキラキラしていてとても良かった。


ポエトリー アグネスの詩
 イ・チャンドン監督。
 とてつもなく重く苦しく美しい映画。
 「主人公のミジャは一生懸命美しいものを探そうとするのに、生きていく中で醜いもの、汚いもの、苦痛なものに出会わざるを得ない。しかし、そのようなものを通り過ぎた後で美しいものに行き着くのだ、ということに苦しみながら近づいて行きます」
「詩ということは、美しさを探すことである一方で、猥雑であることや世俗的であることと実は表裏一体なのです」(監督インタビューより)
自分はまだまだ全然近づいていない。


かぞくのくに
 ヤン・ヨンヒ監督
 監督の実体験に基づくストーリー。家族はお互いを思いやっているのに個人の力ではどうしようもない状況。理由も告げられず治療も受けられないまま突然帰国することになった兄ソンホの気持ちを思うと苦しい。「お前はこんなの持って いろんな国に行けよ」という兄の言葉を胸に、妹リエが大きなスーツケースを引っ張って人ごみの中を進んでいくラストシーンが良かった。安藤サクラ、井浦新、ヤン・イクチュンなど役者も素晴らしい。それにしても、帰国事業について今回初めて知ったしまだまだわからないことだらけ。監督の他の作品も観てみたい。いい映画でした。


◎私が、生きる肌
 アルモドバル監督
 これは…なんとも奇妙な映画。さすがアルモドバル。彼の作品はヘンな話も多いのだけど、不思議と包容力がある。すべてを受け入れてしまう母性というのか。この映画も、万人にオススメかはわからないけど、とても面白かったです。


最終目的地
 ジェームズ・アイヴォリー監督
 大好きな監督の作品。とても好み。ローラ・リニーが格好いい。映像もとても美しい。真田広之も良かったですよ。


他に、「桐島、部活やめるってよ」「ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル」「Pina」(私に取って初の3D映画)なども良かったです。

やっと記事をアップできて良かった…今年もいい映画にたくさん出会いたいです!


«春を待つ食卓 終了いたしました。