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July 2005

July 23, 2005

「メリンダとメリンダ」「ミリオンダラー・ベイビー」

恵比寿にてW.アレンの「メリンダとメリンダ」をみました。アレンらしい機智にとんだ映画で、先日みた「さよなら、さよならハリウッド」よりも面白かった!好きです。舞台はいつものニューヨーク。ビストロでの劇作家たちの議論〜人生は悲劇か喜劇か〜から、二つの物語が始まります。夫と別れマンハッタンにやってきたメリンダ、夫婦、ピアニスト、医者、サファリ、ランプ、等々・・・同じ状況設定、小道具を用いながら、悲劇or喜劇の二つのストーリーが展開されていくのです。どちらのメリンダも同じ女優が演じているのですが、後で評を読むまで気づかないくらいに違う雰囲気でした。さすが。それと、今回はアレン自身は出演していないのですが分身のようなキャラクターが登場し、それらしいセリフを連発するのもおかしい。
今週は「ミリオンダラーベイビー」も、吉祥寺バウスシアターにてみました。演出に全く無駄がない。結末は一般化できるものではないけれど、この場合の彼(トレーナー)と彼女(女性ボクサー)のとった行動は、これしかないだろうと私は思いました。しかしだからといって、重く辛い決断であることには変わりがなく、良かったとも言い切れない、それでも。。。イーストウッドは「シンプルなラブストーリーだ」と言っていますが、確かにそう。
ヒラリー・スワンクの女性ボクサーへの成長ぶりが、リアルで説得力がありました。モーガン・フリーマンも滋味あふれる演技。そしてイーストウッド、素晴らしい。

July 16, 2005

演劇「キレイ」

シアターコクーンに松尾スズキの舞台「キレイ」を観に行きました。まず一言、盛りだくさんでした〜。ミュージカルだったんですね。しかも長い!7時開演で、終わったのが10時半過ぎでした。週始めで仕事帰りだったのでちょっと疲れましたが、楽しめました。松尾スズキの演劇は初めてだったのですが、大人計画もこんな感じなんでしょうか・・?ギャグやコネタをちりばめた中に、醒めた意識を感じさせるというか。正直言って最初はなかなかペースがつかめなかったのですが、だんだん引き込まれていきました。野田秀樹の作品も台詞が多く言葉遊び満載ですが、野田氏の方がアツイですね。
先月は岩松了の「隣の男」を本多劇場でみたのですが、そちらは4人しか出演しない舞台。なんだか心にひっかかる作品でした。鈴木砂羽、大森南朋他出演。大森氏は最近みた映画「アイデン&ティティ」にも出演していました。
「キレイ」にも主演の鈴木蘭々(酒井若菜が降板した為)や、高岡早紀、岡本健一、という舞台出身ではない人が多くでていますが(良かったですよ)、また逆に、阿部サダヲ、宮藤勘九郎、猫背椿、などなど舞台出身の人たちも活躍の場を広げていますよね。今回は出ていませんでしたが、大人計画の平岩紙さんの顔になぜかひかれます。かわいい。
演劇はあまり詳しくないのですが、今度、蜷川幸雄の舞台を観てみたいです。

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