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March 2006

March 24, 2006

「かもめ食堂」

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marimekkoのポーチ

シネスイッチ銀座にて「かもめ食堂」。レディースデイだったこともあり、ものすごく混雑していました。1時間前に行って並んでも立ち見になるくらいに。そんなに大々的に宣伝しているとも思えないのですが(雑誌や新聞などで紹介はされてましたが)、口コミの力でしょうか?
ある夏、ヘルシンキの街にオープンした、かもめ食堂。オーナーのサチエ(小林聡美)、なんとなく手伝うようになったミドリ(片桐はいり)とマサコ(もたいまさこ)と、街の人たちとの日々が、なんだかの〜んびりと、大事件が起こるわけでもなく描かれます。説明的なことはあえて言わず、ちょっとシュールな味わいもあり面白かった。と〜っても良い気持ちになる映画でしたよ。きちんと暮らすことっていいよね、というような。なにしろ、ごはんがとっても美味しそうで!!ほかほかの白いごはんや、焼き鮭、豚肉の生姜焼き、鶏の唐揚げ、トンカツ、肉じゃが、そしておにぎりね。
それに、出てくるモノや洋服、街並みが、とっても素敵でした。フィンランド行きたい・・・そもそも私はフィンランドのものが好きなのです。アキ・カウリスマキ、ノキアアラビアマリメッコ。マサコが服を買いに行ったのもマリメッコでした。鳥模様のブラウスがすっごくかわいかった。
DSCF0050そういえば先日、表参道の裏道を歩いていてマリメッコの路面店を見つけたので、がまぐちポーチを購入しました。とても使いやすくて良いです。
そうそう、カウリスマキ「過去のない男」の主演マルック・ペルトラが出ているのも嬉しかったです。


March 22, 2006

「ブロークバックマウンテン」

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アン・リー監督の「ブロークバックマウンテン」を観ました。立ち見も出るほどの大盛況でした。
今年度アカデミーの監督賞をはじめ、数々の賞をとりましたね。役者達の演技は素晴らしく、カメラワークもとても美しかったです。
アメリカ西部を舞台に60年代から20年にわたる男同士の愛を描いた作品。当時、保守的な西部で、男らしさの象徴であるカウボーイがゲイであることなど許されるはずもない状況の中、互いに伴侶を得て子供も授かりながら、二人は密かに絆を深めて行く・・・。
この映画は、しかし特別な人たちの話ではなく、気持ちを押し殺して生きて行かざるを得ない、けれど相手への思いは止めることが出来ない、という人たちの話、普遍的な物語だと感じました。ジャックと出会わなければ、好きにならなければ、イニスは良き夫、良き父、あるべき西部男として幸せに暮らしていったのでは・・と思うけれど、出会い好きになってしまったのだから、どうしようもなかった。愛することの哀しさと美しさの伝わってくるラストシーンでした。でも、妻のアルマは辛いですね。
話は変わりますがこの映画、アメリカ在住の友人epicenterさんが観て「セリフが全く聴き取れなかった」ということだったのですが、確かに!ほんと何言ってるのかわかりませんでした(私は字幕があったから良いんですが)。モゴモゴ喋ってるんですよね。イニス役ヒース・レジャーのインタビュー記事を読んだら、『オーストラリアの牧場で働いている人達の喋り方を参考にしたんだ。彼らはハエが入らないように、口を開けずに喋るんだ』って言ってました。なるほど。

March 08, 2006

「ある子供」

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昨年秋、フランスで吹き荒れた暴動の嵐。バウムクウヘンさんのブログ記事を読んだこともあり、その後で公開されたこのベルギー映画「ある子供」をずっと観たいと思っていました。東京にも雪が降った1月終わりの土曜、恵比寿にて鑑賞。
ベルギーの郊外で定職もなく、小銭をめぐんでもらったり万引きをしたりして日々をやり過ごすブリュノ。ソニアとの間に産まれたばかりの子供をお金目当てに売ってしまう・・・
このタイトル「ある子供」は、二人の間の赤ちゃんのことかと思っていましたが、実はブリュノのことなのですね。父親としての自覚もなく、計画性もなく、ふらふらとその日暮らしの彼。でも優しいんですよ。親切には必ずお礼を言っていたし、万引きの分け前もごまかさないし、人に暴力をふるうこともない(むしろふるわれていた)。無邪気にソニアとじゃれあう様子は子犬のようで、ただただどうしようもなく子供なのでした。
ラストシーンでの涙は、ブリュノの奥底にある善きもののあらわれであり、違う生き方ができるかもしれないという希望を感じさせるものでした。監督ダルデンヌ兄弟の、人間に対する暖かい視線を感じる作品でした。
しかし現実的には、彼らを取り巻く状況は依然ハードなものであり、遠い国の話とも思えず・・考えていかなくてはならないことだと思うのです。

March 03, 2006

雛まつり

ume
桃・・・じゃなくて梅です

桃の節句ですね。けれど、もう何年もおひな様を飾っていない気がするなあ。昔飾られていたのは、子供の姿をした立雛でかわいらしくて好きだったのですが。実家にあるはず・・来年こそは連れて来よう。
さて、いつの間にか3月になっていたのですね。先月から生活パターンが変わり時間に余裕ができたはずなのに、まだ落ち着かずバタバタ過ごしています。映画もそこそこ観ているのですが・・・「キングコング」「ある子供」「タブロイド」「僕のニューヨークライフ」「プロミス」、あとDVDでいくつか。ダルデンヌ兄弟の「ある子供」については、別にちゃんと書くつもりです。


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