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July 2006

July 31, 2006

第11回世界バレエフェスティバル「白鳥の湖」

上野の東京文化会館にて、世界バレエフェスティバル 全幕特別プロ「白鳥の湖」を鑑賞。オデット/オディールは上野水香、ジークフリート王子はジョゼ・マルティネス(パリオペラ座バレエ団)。
「白鳥の湖」、改めて良く出来ている演目だな〜!と思いました。わかりやすいし、見せ場がたくさんあるし、きれいだし、チャイコフスキーの音楽も素晴らしい。バレエの楽しさが伝わってきました。
主役ペア、大柄なので舞台映えしますね。水香さんは線が美しく、白鳥らしくて良かった。役柄的には黒鳥のオディールの方が似合っていたような気もします。マルティネスはさすが安定感があって王子らしかった。湖の白鳥のシーンは幻想的でいいです。「四羽の白鳥達の踊り」が好き。
値段の安い席で観ることも多いのですが、上の階でも結構よくみえるものです。しっかり観たいときにはオペラグラスで。今日は上から眺めていたら、バレエダンサーらしき集団がいました(雰囲気でわかる)。世界バレエフェスに出演している人たちだと思われますが、私はそんなに詳しくないので誰だかはわかりませんでした。できれば、バレエフェスのAプロやBプロにも行きたいのですが、なかなか・・・

July 25, 2006

「ぼくを葬る」

River

ずいぶん映画について書いていなかったのですが、いろいろ観てはおりまして。
上映終了間近にシャンテで観た「僕を葬(おく)る」は、中でも心に残る作品でした。フランソワーズ・オゾンの<死についての3部作>の2作目。1作目「まぼろし」で”愛する者の死”からの再生を描いたオゾンが、今作で描くのは”自分自身の死”。
主人公のロマンが、死に向き合い、自分の心をみつめ、限られた日々を過ごしていく姿を、静かに映していく。日を追うごとにやせていき、最期のときへ近づいていくロマンではあるのですが、ここで強く感じるのは生きる喜び、生の輝き、なのでした。ラスト近く、海辺のシーンで彼が見せる笑顔の輝きには、強く心を動かされ、深い幸福感が残りました。もし自分が彼の立場だったら、あんな風に自分を「葬(おく)る」ことができるだろうか、個が確立されていないと難しい気もしますが、できればそうありたい、と思いました。

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