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November 2006

November 24, 2006

stop making sense

トーキング・ヘッズのライブ映画「stop making sense」、日本最終上映ということで観てきました。昔、誰かがこの映画の素晴らしさについて熱く語っていたのが頭にあって。
チラシに、「奇怪な鳥を連想させる〜」とあったけれど、オープニングシーンから・・鳥でした、まさに。
トーキング・ヘッズやデヴィッド・バーンについて名前だけは聞いたことがあるくらいで、音楽も映像も殆ど知らず、全くの白紙状態で観たのですが、とっても面白かった!奇妙でカッコ良くて、目が離せなかったです。
彼らの音楽がいいのか、ステージ・パフォーマンスがいいのか、もしくは、監督(「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ)がいいのか・・全部かもしれません。
ちょっと風邪気味だったのですが、映画館で観て良かったです。大音響でリズムが響き、ライブ会場にいるかのようでした。吉祥寺バウスシアターでは、爆音ナイトといって、音楽映画のレイトショーをすることがありますが、いいですね〜。願わくばあの大画面でプリンスが観たい。
ところで、私には(一部ではよく知られているように)何故か惹かれてしまうタイプというのがあるんですけど、それとは別に、首長鳥・ガイコツ系も好みだったことに気がつきました。レンドル(テニスプレイヤー)のような。
それにしても、デヴィッド・バーンって何なんだ!

November 17, 2006

ソワレ Soiree de Danse

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草刈民代企画・プロデュースの、「ソワレ Soiree de Danse」を観てきました。五反田のゆうぽーと簡易保険ホールにて。ローラン・プティの作品を集めた公演です。
演目は、1「Run Like Hell」(ピンク・フロイド・バレエより)、2「Is There Anybody out There」(ピンク・フロイド・バレエより)、3「The Great in the Sky」(ピンク・フロイド・バレエより)、4「タイス」(マ・パヴロワより)、5「ランデヴー」、6「コッペリウスと人形」(コッペリアより)、7「アルルの女」、8「モレルとサン=ルー侯爵」(プルーストー失われた時を求めて より)、9「神も悪魔もなく」、10「寝室のパ・ド・ドゥ」(カルメンより)、11「ティティナを探して」(ダンシングチャップリンより)、12「小さなバレリーナ」(ダンシングチャップリンより)、13「ソフィスティケイテッド・レディ」(デューク・エリントン・バレエより)、14「The Opener」(デューク・エリントン・バレエより)、15「チーク・トゥ・チーク」。
プティらしさを上手く伝える良いセレクションだと思います。「若者と死」にもつながる運命の女を描いた「ランデヴー」の草刈民代、力強さと安定感のあるリエンツ・チャンなど、とても良かった。ルイジ・ボニーノの愛に溢れる踊りもスバラシイ。(私は彼の大ファンで、かつて出待ちをしてサインをもらったことも・・)そして特に、ワン・チーミンのカルメンは、腕が細すぎるし、動きもピキっとしすぎているような気がするのですが、それが不思議な魅力となっていて、とても惹き付けられました。ショートカットがオードリー・ヘップバーンのようで、ちょっと少年のようでもあり・・また観てみたいと思いました。
今日は日本公演の初日ということもあってか、客席がとても華やかで、美智子様や、森英恵、津川雅彦、などなど色々な方がいらしてました。

プティのバレエの魅力は、「ショック・アンド・シック」(驚くほど粋)でエスプリ溢れる軽妙洒脱なところ、それと同時に死や老い、狂気など生きていく上での悲哀、が感じられるところだと思っています。それらが別々に存在するのではなく、表裏一体、分ちがたくある。悲哀があるからこそ生も輝く、ということ。
私が初めて意識してプティの作品と出会ったのは、20年近く前にテレビで観た「ジジ・ジュテーム」で、その中の「チーク・トゥ・チーク」(ジジ・ジャンメール&ルイジ・ボニーノ)のあまりの素敵さに心を奪われ、その後ずっと追いかけています。95年に、プティ自身が踊った「コッペリア」(コッペリウス役)には鳥肌が立つくらい感動しました。彼と同じ時代に生きていることがとても幸せなことに思えます。

November 02, 2006

二期倶楽部

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先月中旬まではかなり忙しく過ごしておりましたが、懸案事項も片がついたので、しばしのんびりしていました。でもまた、いろいろとありそうな気配・・。
ところでちょっと前(夏です)に、那須の二期倶楽部へ行ってきました。以前より泊まりたかったのですが、なかなか思い切りがつかなかったのです・・でも行って良かった!噂に違わず素敵なところでした。泊まったのは、1986年に建てられた一番古い本館の和洋室で、池に面したリビングルームに、和室。年月を重ねてきた落ち着きがあって、なんとなく別荘のようなたたずまいでした。近年オープンした東館が話題になっていますが(コンラン&パートナーズがデザインした)、個人的には、本館の雰囲気の方が好きです。東館のスパには入れますし。
本館は、栃木県で採掘される大谷石と瓦を使った、重厚な建物で(建築 渡辺明)どことなく、旧帝国ホテルを思わせるのは、同じく大谷石を使っているからでしょうか。森を散策して温泉に入っただけで、何をするでもなく過ごしましたが、とても寛げました。Kicx04331
木々に囲まれた露天風呂に入らなかったのは心残りです。
スタッフの方々も固すぎずカジュアルすぎず、ちょうど良い距離感で、ホスピタリティを感じました。本当は一泊ではなく、1週間くらい滞在したいものです。なかなか難しいけれど。
ところで、ラウンジに東京国際ガラス学院の学生作品が展示販売されていて、なぜここで?と思ったのですが、実は国際ガラス学院と二期倶楽部は、どちらも株式会社栄光(栄光ゼミナール)の手がけた事業としてスタートしたんですね。アートサイト直島を手がけたのはベネッセだし、教育関係事業を深めていくとリゾートにいくのでしょうか。少なくともこの2施設は好きなところなので、良い具合に展開されていると思いますが。
一日目のお昼は、近くの草花宿(そうかじゅく)で。きちんと作られたお食事を、お宅に招かれたような空間でいただけます。道がわかりにくいのですが、途切れることなく人が訪れていました。
二日目は、1988 CAFE SHOZOでランチ。(NASU SHOZOにも行きました)本がたくさんあったりして、寛げるカフェでした。系列の古家具屋さん(ROOMS)が近くにありましたが、ココかなり好みです。

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