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November 17, 2006

ソワレ Soiree de Danse

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草刈民代企画・プロデュースの、「ソワレ Soiree de Danse」を観てきました。五反田のゆうぽーと簡易保険ホールにて。ローラン・プティの作品を集めた公演です。
演目は、1「Run Like Hell」(ピンク・フロイド・バレエより)、2「Is There Anybody out There」(ピンク・フロイド・バレエより)、3「The Great in the Sky」(ピンク・フロイド・バレエより)、4「タイス」(マ・パヴロワより)、5「ランデヴー」、6「コッペリウスと人形」(コッペリアより)、7「アルルの女」、8「モレルとサン=ルー侯爵」(プルーストー失われた時を求めて より)、9「神も悪魔もなく」、10「寝室のパ・ド・ドゥ」(カルメンより)、11「ティティナを探して」(ダンシングチャップリンより)、12「小さなバレリーナ」(ダンシングチャップリンより)、13「ソフィスティケイテッド・レディ」(デューク・エリントン・バレエより)、14「The Opener」(デューク・エリントン・バレエより)、15「チーク・トゥ・チーク」。
プティらしさを上手く伝える良いセレクションだと思います。「若者と死」にもつながる運命の女を描いた「ランデヴー」の草刈民代、力強さと安定感のあるリエンツ・チャンなど、とても良かった。ルイジ・ボニーノの愛に溢れる踊りもスバラシイ。(私は彼の大ファンで、かつて出待ちをしてサインをもらったことも・・)そして特に、ワン・チーミンのカルメンは、腕が細すぎるし、動きもピキっとしすぎているような気がするのですが、それが不思議な魅力となっていて、とても惹き付けられました。ショートカットがオードリー・ヘップバーンのようで、ちょっと少年のようでもあり・・また観てみたいと思いました。
今日は日本公演の初日ということもあってか、客席がとても華やかで、美智子様や、森英恵、津川雅彦、などなど色々な方がいらしてました。

プティのバレエの魅力は、「ショック・アンド・シック」(驚くほど粋)でエスプリ溢れる軽妙洒脱なところ、それと同時に死や老い、狂気など生きていく上での悲哀、が感じられるところだと思っています。それらが別々に存在するのではなく、表裏一体、分ちがたくある。悲哀があるからこそ生も輝く、ということ。
私が初めて意識してプティの作品と出会ったのは、20年近く前にテレビで観た「ジジ・ジュテーム」で、その中の「チーク・トゥ・チーク」(ジジ・ジャンメール&ルイジ・ボニーノ)のあまりの素敵さに心を奪われ、その後ずっと追いかけています。95年に、プティ自身が踊った「コッペリア」(コッペリウス役)には鳥肌が立つくらい感動しました。彼と同じ時代に生きていることがとても幸せなことに思えます。

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Comments

大阪で、11月27日に「ソワレ」を観ました!もうステキの一言です。これがプティの世界ですか?本当によかったです。リエンツ・チャン様のファンになりました。「タイス」の時の切ない表情から伊達男まで魅了し続けられました。リフトも凄いです。あ・・私も回して欲しいです。

リエンツ・チャン、とても素敵でしたね!力強く且つエレガントでした。プティの全幕バレエもいいですよ!

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