「パリ、ジュテーム」など
「パリ、ジュテーム」を恵比寿にて鑑賞。18人もの監督がそれぞれのパリを撮った、短編集のような作品。描かれる世界は多彩で、5分間という制約の中ここまでできるのか!という驚きがありました。
その中でも最後のエピソード、14区を舞台に『デンヴァーで郵便配達するキャロルの、パリでの“特別な1日”の物語』が、とても良かった。太めの体にウェストポーチを巻き付け、一人でパリを散策する彼女。憧れのパリで、一生懸命に習ったフランス語を使い(せっかく話しかけたのに、英語で返されたり)、中華料理を食べたり、墓地を見学したり(ここもおかしい)。そんな中、ふと見つけた小さな公園のベンチでキャロルに訪れる不思議な感覚、個人的だけれど普遍的な幸福感・・・言葉でうまく伝えられないのですが、私はとてもぐっときて、涙がこぼれそうになりました。このラストだけでもう、「パリ、ジュテーム」は忘れられない作品となったのでした。監督は「サイドウェイ」のアレクサンダー・ペイン。
他にも、コーエン兄弟のには大好きなブシェミが出ていて傑作だし、ジーナ・ローランズとベン・ギャザラの大人カップルの格好良さにはしびれるし、マイム芸人のカップルはチャーミングで、ヴァンパイアは怖い・・などなど印象的なエピソードがたくさん。
ガス・ヴァン・サント、グリンダ・チャーダ(ベッカムに恋して)、シルヴァン・ショメ(ベルヴィル・ランデブー)、諏訪敦彦、ヴィンチェンゾ・ナタリ(CUBE)、トム・ティクヴァ、イサベル・コイシェ(死ぬまでにしたい10のこと)、クリストファー・ドイルなどなどなど、監督も豪華ですよね〜。観て良かったです、本当に。
最近は、他に「世界最速のインディアン」「ドリームガールズ」「ディパーテッド」「ホリデイ」など観ました。「ホリデイ」は、ジャック・ブラックが出てくるだけでにっこりしてしまいました。出てくる家も素敵だし、気軽に楽しめておもしろかったです。「世界最速〜」でのアンソニー・ホプキンス、格好良かった!
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Comments
はじめまして。rbhhさん経由で時々お邪魔していましたが、コメントするのは初めてです。先日この映画を観ましたので文中リンクさせていただきました。今後とも宜しくお願いします。
Posted by: mistymont | May 29, 2007 at 12:50 PM
mistymontさま、
いらっしゃいませ。
アメリカにお住まいなんですね。
rbさんを通してご縁ができて嬉しいです。
映画、たくさん観ていらっしゃいますね!
こちらこそよろしくお願いいたします。
Posted by: iko | May 30, 2007 at 01:20 AM
トラバらせていただきましたよ~。
ikoさんも「14区」がお好きなんですね!ワタシもきゅーんとしました。キャロルの顔がいいんですよねぇ。
この映画、エピソードの順番を決めるのにとても時間がかかったとか。でもきっと「14区」がラストというのは、早い段階で決まっていたんじゃないかなあ、そのくらいしっくりくるしめくくくりでした。
Posted by: バウム | July 30, 2008 at 11:25 PM
バウムさん、トラバやっと出来ました〜
14区、本当に好きなんです。
この映画を観ると、今すぐにでもパリに行きたくなりますね。
なるほど…確かに順番、大事ですよね。
特にラストは、見終わったあとの気分にも影響しますしね。
Posted by: iko | July 31, 2008 at 11:22 AM