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February 2008

February 29, 2008

「アニー・リーボビッツ レンズの向こうの人生」

アニー・リーボビッツ レンズの向こうの人生」、カメラマンであるアニー・リーボビッツのドキュメンタリー映画。監督は実の妹である、バーバラ・リーボビッツ。
コマーシャリズムとアートとの関係など、いろいろと考えさせられる点のある映画でしたが、何しろたくさんの有名人や、有名な写真がこれでもかとばかりに出てくるのが、とてもおもしろかったです。
ローリングストーン誌の仕事から写真家としてスタートし、対象と密着することで自然な姿を撮影することに成功した彼女。その後、雑誌を移り、セレブリティを様々なシチュエーションで撮影するスタイルをも確立。そこでの被写体は、彼女の設定した世界で自らを演じているのかもしれず、観客である我々が読み取るストーリーはある種の虚構なのかもしれないがそれはそれで良いのだ。と思わせるほど、力のある写真たち。暗殺される数時間前に撮影されたジョン・レノンや、デミ・ムーアの妊婦ヌード、最近ではルイ・ヴィトンの広告でゴルバチョフやドヌーブを写したものなど(このシリーズは映画には出てきません)。
それらとは別に、父親や子供達などの家族や、恋人であったスーザン・ソンタグを撮った写真は、自然で愛情を感じさせるとても素敵なものでした。
登場する膨大な写真がどれもとても素晴らしく、一瞬一瞬がこんなにも美しいものでありうることを、改めて認識することができました。

ところで、アカデミー賞授賞式のDVDが(例年どおり)実家から届きました。週末じっくり見るのが楽しみ!
今年に入ってから観た映画についても書きたいものがたまっています・・・早めになんとかしたいのですが。

February 14, 2008

今年も。

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昨年に引き続き、チョコレート作り。先生が身近にいるので。
小枝チョコ(芯はヘーゼルナッツのチョコ、コーティングはアーモンドクランチ入り)、プルーンにガナッシュを詰めたもの、センター(中身)にレモンやイチゴ、オレンジピールを使い型に入れたものなど数種類。
レモンの皮を角砂糖でこそげて香りを移すなど、いろいろコツを教えていただきました。
あとはとにかくテンパリング(温度管理)が重要。溶かしたチョコを、冷やしてから再度温度を上げ、その後は34度くらいをキープ。う〜む、理科の実験みたいです。

ところで市川崑監督が亡くなったとのこと。スタイリッシュ&モダンでとても好きな監督でした。中でも印象に残っているのが、「新撰組」という作品。黒鉄ヒロシの原画を元に作ったキャラクター人形を操演するという形で製作したアニメーションで、観た当時、あまりの斬新さにびっくりした記憶があります。「黒い十人の女」なんかも、ものすごくカッコいいんですよね。ご冥福をお祈りいたします。

February 09, 2008

熊谷守一展

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寒い日が続きますね。今日はまた雪でしたし。
そんな中、埼玉県立近代美術館に「没後30年 熊谷守一展」を観に行きました。
彼の絵は何点か見たことがあり、いいな・・・と思っていたのですが、改めてまとめて作品を目にすると、やっぱりとても好きな画家でした。対象をしっかと捉えて、単純化した色と形。こどもが描いたようでありながら、アヴァンギャルドでもある。色の組み合わせに、ハッとするものが多々ありました。
「熱海」という油彩は特に印象深かった。他に、猫や裸婦を描いた作品にも心ひかれました。
ご本人を撮影した写真も展示されていたのですが、庭に寝転がる姿や猫とたわむれる姿が、まるで仙人のようで素敵でした。
豊島区千早の旧宅跡にあるという熊谷守一美術館にも行ってみたいです。

ところで今回のチケットは、昨年のアートフェア東京に出展されていた、岐阜県の柳ケ瀬画廊から送られたもの。今年も4月3日ー6日に開かれるアートフェア2008に出展するそうなので行ってみようと思います。このイベント、たくさんのギャラリーが今一押しの作品を出してくるので、なかなか興味深いですよ。

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