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February 29, 2008

「アニー・リーボビッツ レンズの向こうの人生」

アニー・リーボビッツ レンズの向こうの人生」、カメラマンであるアニー・リーボビッツのドキュメンタリー映画。監督は実の妹である、バーバラ・リーボビッツ。
コマーシャリズムとアートとの関係など、いろいろと考えさせられる点のある映画でしたが、何しろたくさんの有名人や、有名な写真がこれでもかとばかりに出てくるのが、とてもおもしろかったです。
ローリングストーン誌の仕事から写真家としてスタートし、対象と密着することで自然な姿を撮影することに成功した彼女。その後、雑誌を移り、セレブリティを様々なシチュエーションで撮影するスタイルをも確立。そこでの被写体は、彼女の設定した世界で自らを演じているのかもしれず、観客である我々が読み取るストーリーはある種の虚構なのかもしれないがそれはそれで良いのだ。と思わせるほど、力のある写真たち。暗殺される数時間前に撮影されたジョン・レノンや、デミ・ムーアの妊婦ヌード、最近ではルイ・ヴィトンの広告でゴルバチョフやドヌーブを写したものなど(このシリーズは映画には出てきません)。
それらとは別に、父親や子供達などの家族や、恋人であったスーザン・ソンタグを撮った写真は、自然で愛情を感じさせるとても素敵なものでした。
登場する膨大な写真がどれもとても素晴らしく、一瞬一瞬がこんなにも美しいものでありうることを、改めて認識することができました。

ところで、アカデミー賞授賞式のDVDが(例年どおり)実家から届きました。週末じっくり見るのが楽しみ!
今年に入ってから観た映画についても書きたいものがたまっています・・・早めになんとかしたいのですが。

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映画」カテゴリの記事

Comments

初めまして。
いきなりで申し訳ないんですが、
アカデミー賞授賞式の模様がおさめられた
DVDがもしお手元にございましたら、
ダビングしてお譲りしていただけないでしょうか?
もちろんお礼はさせていただきたいです。
ちなみに3年前までのdvdならございます。
それ以降のものがもしございましたら
ここでお返事をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

ondaさま
こんにちは。
申し訳ないのですが、お受けできません。
ご要望に添えずごめんなさい。

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 新宿にて、「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」を観る。  たくさんの美しい映像があり、美しいことばがあった。それらが大きな波のごとくわたしの中を駆け抜けていき、あとに残ったのは爽快感であり、多幸感であった。  ひとは、誰かを評価するときに、いま見える範囲のみを対象としてしまいがちだ。彼女についても同様だったであろう――彼女は「特別」だから、と。それはある意味、作品や批評という形式で社会との接点を持つ芸術家の宿命かもしれない。  だが、本来は異なってしかるべきだ... [Read More]

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