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April 16, 2008

K-BALLET「第九」、東京バレエ団「時節の色」ほか

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なんだか慌ただしい日が続いております。
もうすぐ桜も咲きますね・・・なんて書き出しで半分書いてそのままになっていた記事です。
そうこうするうちに、桜は吹雪となり、葉桜となりました。
この季節になると、日本にはいかに桜の木が多いのかがわかりますね。電車の窓から見える景色もピンクに染まっているところがたくさんあります。

Kバレエカンパニー「第九」を観てきました。
「第九」を上演した赤坂ACTシアターは、TBSを中心として再開発された赤坂サカスにある施設です。訪れた日がちょうど、サカスのグランドオープンだったので、悪天候にもかかわらず大変混雑していました。雨の日に濡れたくない服装で外出することや、人ごみが好きでない私は、傘立ては足りず、クロークもないという状況に、気持ちが盛り下がっていたのですが、幕が上がればそんなことは気にならなくなりました。
ベートーヴェンの「第九」そのものがもつ祝祭的なイメージにあう、わかりやすい振付けで、第2楽章(海からの創世)と、第4楽章(母なる星)が良かった。特に第4楽章(合唱付き)で、昨年の大けがから復帰した熊川哲也が登場したときの盛り上がりといったらなく、感無量でした。まだベストコンディションではないのでしょうが、切れのある回転を見せてくれました。あの存在感はやはりスゴイ。ほとんど太陽神のようでした。
ところで今回のチケットは、かなりのディスカウントで購入したのですが(ヤフオク利用)、定価はかなり高額。カンパニーをひきいる熊川氏にかかる重圧と責任をふと考えてしまいました。

その数日後、東京バレエ団の「時節(とき)の色」「スプリング・アンド・フォール」を、五反田にて鑑賞しました。ハンブルグ・バレエ団の芸術監督、ジョン・ノイマイヤー振付。「時節の色」は、東京バレエ団のために振り付けたオリジナルとのことで、どちらも移ろい行く季節をテーマにした美しい作品。「時節の色」に使われている音楽は、ドビッシー、シューベルト、メンデルスゾーンから日本人作曲家の三木稔まで多岐に渡っていました。日本的音楽パートでは、ついついキルビルを連想してしまうという自分の音楽への造詣の浅さを感じましたが・・・(アメリカ系ヨーロッパ人が捉えた日本的なるものに対して、実際に日本で生活している私が感じるズレ?)ダンサーも衣装も舞台装置も良かったです。
しかも公演後、来日中のノイマイヤーと評論家の三浦雅士とのトークショーもあり、大変充実しておりました。それにしても、これで2,000円(エコノミー券)なんて!値段のことばかり言うのもなんですが、本当にそう思ったので。

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Comments

ご無沙汰しております!それにしても見事な桜ですね。しばし見入ってしまいましたcherryblossom
Kバレエカンパニー「第九」をご鑑賞とのこと、うらやましいsign03メディアが随分と褒めていたようですが、実際にご覧になった方のコメントは、リアルで興味深かったです。以前、パリオペラ座の「第九」(ベジャール)を観たことがあるのですが、きっと、振付家が違うと全く別の作品になるのでしょうね。熊川哲也はバレエ団を背負っての怪我からの復帰。そのプレッシャーたるや、常人には想像もつきませんsweat01
東京バレエ団公演と、ノイマイヤーのトークショーとは、なんと贅沢heart04もう、随分とバレエを観ていないな~と思いました。また、バレエの話など、楽しみにしています。

rainbringerさん、こんにちは!ヒューストンライフを満喫していらっしゃるご様子、楽しんで読ませていただいてますよ〜!rainbringerさんならではの視点に、ほほ〜と思ったりしています。
桜は、実家の近くなんですよ。新興住宅地の一角に、しだれ桜を集めた場所があるんです。

さて、Kバレエ。良かったのですが、チケットが高いですよね…60分の公演で、一番安い席でも18,000円というのは。限られた資金をやりくりして色々観たい立場としては、う〜ん…と思ってしまいます。(ちなみに、ヤフオクで購入したチケットは1/4の値段でした。熊川哲也の出演は直前まで決まっていなかったので、売れ行きが良くなかったのでしょうか)もちろん、舞台装置や衣装、ダンサーの待遇なども考えると、安ければいいというものではないと思うのですが。バレエに限らず、文化芸術を巡る様々な状況については考え始めるととまらなくなってしまいます。
バレエいいですよね!実は昨年観たシルヴィ・ギエムなどについても書きたいと思いつつ時間がたってしまい…もっとバンバン書かないといけませんね。
山岸涼子の「舞姫〜テレプシコーラ〜」ご存知ですか?厳しく過酷なストーリーですが、深く感動したバレエ漫画です。良かったら読んでみてくださいね。

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