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November 2008

November 30, 2008

シュツットガルト・バレエ「オネーギン」

シュツットガルト・バレエ団の「オネーギン」を観に行きました。プーシキンの原作をジョン・クランコが振り付けた現代のバレエ。クラシックとは違うモダンな振り付けで(ドラマチック・バレエと言うの?)、シンプル且つ流麗にストーリーが語られます。
田舎娘のタチヤーナが恋したオネーギンは、都会の虚飾に満ちた生活に倦怠し彼女の気持ちに応えることができない。にもかかわらず、恋文を押し付けようとするのに苛立った彼は手紙を破り捨て、あろうことか親友のレンスキーを決闘の末、殺してしまう。数年後、公爵夫人となって見違えるように洗練されたタチアーナに再会したオネーギンは過去を悔い狂おしい恋心を伝えるが、彼女は決然と拒否し、彼は絶望して立ち去った。

という、あらすじを書くとなんだか身勝手な人の話のようですが、オネーギンの気持ちがわかってとても切ない。実際、こういうことってあるんですよね…同時に、タチアーナの想いも理解できて…本当に良かったです!感動しました。
何年か前にマラーホフとモニク・ルディエール(大好き。この舞台が彼女のラストアクトだったはず)で3幕のパ・ド・ドゥだけ観たことがあり、それも素晴らしかったのだけど、やはり全幕通して観るのがいいです、絶対!
タチヤーナを演じたスー・ジン・カンが優雅で美しかった。ジェイソン・レイリーも、オネーギンの異質さが良くでていて、とても良かったです。シュツットガルト・バレエ団、初めて観ましたがすっかりファンになりました。


<オネーギン> 2008年11月29日(土)3:00p.m. 東京文化会館

オネーギン:ジェイソン・レイリー
レンスキー:マイリン・ラドメイカー
ラーリナ夫人:メリンダ・ウィサム
タチヤーナ:スー・ジン・カン
オリガ:アンナ・オサチェンコ
乳母:ルドミラ・ボガード
グレーミン公爵:ダミアーノ・ペテネッラ

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