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March 2009

March 19, 2009

「ダウト〜あるカトリック学校で〜」

ル・シネマにて「ダウト〜あるカトリック学校で〜」を観る。火曜日はサービスデイで1,000円なのです。
1964年のアメリカ、とあるカトリックスクールを舞台にした物語。厳格な校長シスター・アロイシス(メリル・ストリープ)が進歩的なフリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)に抱いた疑惑をきっかけに、二人の間に高まっていく緊張感がものすごかった。人を一面的にとらえていないのが良い。それぞれが抱える事情があり、感情があり…観ている方も、一体何が正しいのか、事実とは何なのかがわからなくなってくる。信念を貫き通したシスター・アロイシスの、ラストシーンでの涙には多くを考えさせられた。「疑惑」、か…

それにしても役者は誰もが素晴らしかった〜メリル・ストリープの口の動かし方なんて!それから監督・脚本・原案のジョン・パトリック・シャンリーは、私の大好きな「月の輝く夜に」の脚本を書いた人でした。

正直に告白すると最初の方でちょっと記憶を失いました(サンドイッチを食べて満腹だったから?疲れ?)。ほんの少しだとは思うものの気になる…(後日レンタルで確認するか)

March 10, 2009

「チェンジリング」「ロルナの祈り」

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バウスシアターで「チェンジリング」。上映開始時間ギリギリで職場から駆け込んだのに、観客が10人くらいしかいなくて拍子抜けしました…
映画は…一瞬たりとも目が離せず、ただただ圧倒された。近頃のイーストウッド作品を観るといつもそうだけど。本当にあった物語だという驚きや、憤り、恐れ、安堵、喜び、等々の単純な言葉だけでは表せない感情が押し寄せてきて涙が滲んだ。しかも面白いのだから凄い。アンジェリーナ・ジョリーは素晴らしかったです。本当に。

先週は恵比寿にてダルデンヌ兄弟の「ロルナの祈り」。
ロルナのとった行動には驚いたが…国籍を取るためだけの偽装結婚の相手(しかもジャンキー)を愛せるだろうか。頭ではノーだ(ロルナだってそうだったと思う)。だけど、頭で考えることと違う行動をしてしまうことだってある。彼女はクローディーに、人間対人間として、どうしようもなく関わってしまったのだろう。二人でお金を出し合って自転車を買った朝、彼を見送るロルナの笑顔がとてもとても印象的だった。これから先、どうなるのだろう…どうか幸せが待っていて欲しいと強く思った。
ロルナを演じたアルタ・ドブロシは、演技を感じさせないリアリティのある肉体の存在感が素晴らしかった。

この2本、音楽もとても良かったです。

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March 09, 2009

2月はどこへ

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marieのお皿に、ラデュレのマカロン。


あっという間に3月となってしまいました。「2月は去る」と言いますが、本当にその通りですね…

2月のとある一日…地元で髪を切り、武蔵小杉の友人を訪ね、京橋へ移動し日本画の個展を見る(友人の初個展だったのですが、色づかいに個性があってとても素敵でした。日本画の顔料は美しいです)。ついでにINAXブックギャラリーを覗く。久々に訪れましたが、この本屋は好きなジャンルばかりを扱っていて何時間でもいられそう。インテリア・建築はもちろんのこと、美術、工芸、旅、等々。学生の頃、ここでSD選書の「バウハウス」や「フランク・ロイド・ライト」を買ったのが懐かしい。近頃はもっぱら立ち読みなのがお恥ずかしいところですが…。いつまでも存在してほしい場所のひとつです。
その後、銀座一丁目にある奥野ビルのギャラリーをひやかして盛りだくさんな一日は終了。

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