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April 2009

April 22, 2009

ESPRIT〜エスプリ〜Les Ballets de Roland Petit 〜ローラン・プティの世界〜

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草刈民代プロデュースのバレエ公演「ESPRIT」、グリーンホール相模大野にて。雨の中道のりは遠く、なんでこのホールのチケットを買ってしまったのか…と軽く後悔しつつ向かったのですが、座席に着いて思い出しました。都心の大きなホールと比べて良い席が取れると思ったのでした。その通り!B席でしたが正面のとても見やすい席でした。

プティお馴染の演目揃いで楽しめる舞台でしたね。オープニングの「アルルの女」がいきなりとても良かったです。マッシモ・ムッルが演じる若者の苦悩がビシビシと伝わってきて鳥肌がたちました。彼は「白鳥の湖」のソロも良かった。「ジムノペディ」は、リエンツ・チャンが充実したプロポーションでありつつ優雅な動作で素敵でした。「タイス」でのタマラ・ロホも良い。小柄ですが脚が美しいダンサーですね。

大好きなルイジ・ボニーノはチャップリンがいいです。チャーミングで暖かくて。コッペリウスについては、1995年に同じ会場でプティ本人が演じたものを越える舞台には未だ巡り会っていない…。「チーク・トゥ・チーク」も、20年くらい前にテレビで観たものが素晴らしすぎて…ジジ・ジャンメールとルイジ・ボニーノが、す〜っごくエレガント&お洒落で格好良かったんです。あの映像、ビデオで録画したのですがβだし、もう劣化していて観られないだろうなぁ…(そもそもβの機種が既にない)。まあ、あんまり過去のことを言っても仕方ないですよね。またあのように感動したい!と思うからこそ何度も公演に足を運ぶのでしょうしね。なので今だったら、例えば上野水香と若い男性ダンサーとで観たいかな。ボニーノはコメディタッチのイメージがありすぎて、登場したとたんに笑いが起こるのが(チークトゥチークに関しては)残念でした。フィナーレでダンサーが勢揃いで踊るのが、リラックスした感じで良かったです。
草刈民代さん、お疲れさまでした!

  *Cheek to cheek ジジ・ジャンメール&ルイジ・ボニーノ (私が昔見たものではありません)


<プログラム> 2009年4月21日19:00開演

アルルの女~「アルルの女」より 音楽:ジョルジュ・ビゼー
草刈民代/マッシモ・ムッル

ヴァントゥイユの小楽節〜「プルースト 失われた時を求めて」より
音楽:セザール・フランク
タマラ・ロホ/イーゴリ・コルプ

コッペリウスと人形~「コッペリア」より 音楽:レオ・ドリーブ
ルイジ・ボニーノ

タイス パ・ド・ドゥ~「マ・パヴロヴァ」より 音楽:ジュール・マスネ
タマラ・ロホ/リエンツ・チャン

オットー・ディックス【日本初演】〜切り裂きジャック 音楽:アルバン・ベルク
草刈民代/イーゴリ・コルプ

(休憩)

「白鳥の湖」1幕2場より【日本初演】男性のソロ/パ・ド・ドゥ
音楽:P.I.チャイコフスキー
草刈民代/マッシモ・ムッル

エスメラルダとカジモドのパ・ド・ドゥ〜「ノートルダムドパリ」より
音楽:モーリス・ジャール
タマラ・ロホ/リエンツ・チャン

ティティナを探して
小さなバレリーナ ~「ダンシング・チャップリン」より
音楽 :チャーリー・チャップリン
ルイジ・ボニーノ

ジムノペディ〜「マ・パヴロヴァ」より 音楽:エリック・サティ
草刈民代/リエンツ・チャン

モレルとサン=ルー侯爵 パ・ド・ドゥ ~「プルースト~失われた時を求めて~」より
音楽:ガブリエル・フォーレ
マッシモ・ムッル/イーゴリ・コルプ

チーク・トゥ・チーク 音楽:アーヴィング・バーリン
草刈民代/ルイジ・ボニーノ

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