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January 2010

January 25, 2010

あちこちが痛い…

今月はいろいろと活動しており、なかなか良い感じで新年をスタートできたと思っていたのですが、ここにきて疲れが出たのか(風邪?ガラス加工のせい?)、体のあちこちに痛みがでております…
まずは喉、そして頭。数日前からは腰を始め、首など節々が痛い。寝ているのも辛いので、そろそろと動きつつ…。明日、お世話になっているカイロの先生に診てもらってきます。みなさまもお気をつけて。

観た映画のことなどは、今度あらためて書きます。

January 18, 2010

「内藤礼 すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」

Sky_2


このところ寒い日が続きますね!
そんな連休最終日の11日、鎌倉の神奈川県立近代美術館で開催されている「内藤礼展」に行きました。美術館に着いたところ、チケット売場に列ができていてビックリ。アーティストトークがあるからでしょうか。ここがこんなに混雑しているのを初めて見ました(他の人達も驚いていた)。

坂倉順三設計の建物を利用した展示9点。2階の第1展示室… 1. 《地上はどんなところだったか》、第2展示室…2. 《地上はどんなところだったか(母型)》、3. 《恩寵》(丸い紙にオフセット印刷、持ち帰り可)。
1階に降りて中庭…4. 《精霊》(2本のリボン、長さ7990mm)、彫刻室・テラス…5. 《恩寵》(ビーズ、テグス)、6. 《恩寵》、7. 《恩寵》、8. 《無題》(水、ガラス瓶)、9. 《精霊(わたしのそばにいてください)》。

内藤氏の作品は、何年か前に直島の家プロジェクト《きんざ(このことを)》を体験して以来でしたが、それとつながるものを感じました。本当は《このことを》のように一対一で対峙するのが良い作品なのだと思うのですが、この日はとても人が多くて…ちょっと違う雰囲気だったかもしれません。《地上はどんなところだったか》は、照明を落とした部屋の展示ケースのガラスや風船にクリスマスライトの灯りが映り込んでとてもきれいでした。内と外、生と死、等について語っておられましたが、確かに聖性というか宗教的なものを感じる空間でありました。

現代美術作品はどう観て良いのかわからないことも多いのですが(それで全然かまわなくて、鑑賞者にゆだねられているものだとも思うのだけど)、今回のアーティストトークでは制作意図等も聞く事ができ、それはそれでとてもおもしろかったです。特に第2展示室の作品達については、ああ、そういうことなのか…という気づきがありました。

アーティストトークは、美術館副館長の水沢氏との対談形式で1時間くらいでした。
芸術の役割についての問いに対して「以前はそういうことを考えることがおこがましい気がしていたが、最近、お金があってもなくてもいい作品を作れなければいけない、お金があってもなくても幸せでなければいけない、ということを考えて制作し続けてきたんだな、ということに気づいた」とか、「展示する場には絶対に良いものがある、と信じている」とか、「世界との連続性を実感できないからこそ、そこに含まれている(等質に)という全体性を求めて制作している」「女性も母性を必要としている」などいろいろと興味深い話をきくことができました。母型との接触。見るということが固定していない。等々。そこでタイトルの意味に気づく。
「内藤さんは昔と比べて開かれてきている」と水沢氏が言っていたのも印象的でした。
寒い中庭でしたが、踊るようにたゆたうリボンの下、集まっている人達がそこで発せられる言葉に耳をすませている時間がとても幸せなものに感じられました。あの空間にあの展示、素晴らしいです。1月24日まで。

January 01, 2010

2009年映画

Newy

※追記ありです(2010.1.10)

バタバタしているうちに年が明けていました。12月はとにかく忙しかった!30、31日と大掃除、紅白を見ながら料理…そして今、ようやくパソコンに向かっております。
1年を振り返ると、10月の個展がとにかく自分にとって大きな出来事でした。そして、新しい出会いや20年ぶりの再会など、いつもに増してご縁に恵まれた年でした。改めて有り難いことだなぁ…と思っています。
一回限りのイベントで終わらせない為にも、日々の積み重ねを大事にしたいです。
それから、今年の目標は「情報を制限すること」。ネット中毒で無駄な情報に囲まれすぎている気がしています。意識的にシャットアウトすることで自分を見つめる、というか考える時間を持つ必要があると思うのです。

さて、おすすめ映画2009年versionです。映画館で観たのは22本、DVDなどは30本でした。例年に比べて少ない!やはり気持ちの余裕がなかったのかも…後半は見逃したものばかりです。そんな限られた中で挙げるのもどうかと思うのですが、まあ恒例なので…

特に良かった!のは、

チェチェンへ アレキサンドラの旅
ソクーロフ監督。戦闘シーンがある訳ではなく、一見淡々と描かれる前線での日常。気配の映画。ユーロスペースで観たのですが、混んでいました。

◎チェンジリング
◎グラン・トリノ
クリント・イーストウッド監督。どちらも素晴らしかったが、特に「グラン・トリノ」のラストについては今も考え続けている。ウォルトの落とし前の付け方は誰にでもできることではないけれど…是非は簡単に言えない。それにしてもイーストウッドはどこまで行くのでしょうか!

◎ロルナの祈り
監督:ダルデンヌ兄弟。
人としての存在感にリアリティがあった。監督の暖かいまなざしを感じる。シビアで厳しい内容ですが。

ウルトラミラクルラブストーリー
横浜聡子監督。
今でもわかったんだか、わからないんだか?という感じなのですが、とてもパワフルでキラキラしていて印象的な作品でした。松山ケンイチ、良かったです。横浜監督の『ジャーマン+雨』もビデオで観ましたが、それも結構好きでした。荒削りなんだけど、なんかひっかかる。リリカルなものも感じたりして。

DVD等で観たもの。
「ペパーミントキャンディ」(イ・チャンドン監督)
韓国現代史を背景に主人公の男の人生が描かれる。辛いですね。
ミスター・ロンリー」(ハーモニー・コリン監督)
この映画を観た直後にマイケルの訃報を聞きました。そんなこともあって印象に残っています。また観たいかというと少しためらうのですが、とても美しく繊細な作品でした。ものすごく寂しい気持ちになりました、私は。

他に「色即ぜねれーしょんズ」「イースタン・プロミス」「ナチョ・リブレ 覆面の神様」「ビフォア・サンセット」「パリの恋人(アステア&ヘップバーンの)」などもおもしろかったです。

今年はもっとたくさん映画を観よう!と年初に誓うのでした。
2010年がみなさまにとって、健やかで暖かいものとなりますように。
これからもよろしくおつきあいくださいませ。

<追記>
改めて思い起こしたところ、書き忘れているものがいくつかあったので追加しました。「百万円と苦虫女」は、蒼井優が良いのはもちろんのこと、森山未來がとても素晴らしかったです。食わず嫌いだったのですが、彼が良い役者だということを遅ればせながら発見しました。

<追記その2>
またまた思い出したのですが、マドンナの監督デビュー作「ワンダーラスト」もとっても良かったです。原題は「FILTH AND WISDOM」(堕落と知恵)。夢を追っているものの現実はそう簡単ではなく…。だけど、堕落?に見えることでも決してそうじゃない。知恵を働かせて前へ進もう!這い上がれ!という思いのこもった暖かい応援歌のような作品でした。音楽もとても良かったし、AK役のユージン・ハッツ、ホリー役のホリー・ウェストン、他の役者もすごくいい。


(以下個人用メモ)
「009慰めの報酬」「チェチェンへ アレキサンドラの旅」「ロルナの祈り」「チェンジリング」「ダウト」「ある公爵夫人の生涯」「ワルキューレ」「ザ・バンク 堕ちた巨像」「スラムドッグミリオネラ」「バーンアフターリーディング」「ミルク」「グラン・トリノ」「ウルトラミラクルラブストーリー」「ターミネーター4」「それでも恋するバルセロナ」「エヴァンゲリオン 破」「山形スクリーム」「色即ぜねれーしょんズ」「THIS IS IT」「私は猫ストーカー」「イングロリアス・バスターズ」「パブリック・エネミー」
「あるいは裏切りという名の犬」「マーゴットウェディング」「パリ、恋人たちの二日間」「イースタン・プロミス」「SATC」「ジェーン・オースティンの読書会」「幻影師アイゼンハイム」「スピードレーサー」「俺たちフィギュアスケーター」「テネイシャスD」「ナチョ・リブレ 覆面の神様」「やさしいキスをして」「花の影」「ミスター・ロンリー」「つみきのいえ」「ジャーマン+雨」「ペパーミントキャンディ」「天国の日々」「TOKYO!」「百万円と苦虫女」「ワンダーラスト」「いのちのたべかた」「ターミネーター」「ターミネーター2」「クワイエットルームへようこそ」「ナイアガラ」「さよならみどりちゃん」「ビフォア・サンライズ」「ビフォア・サンセット」「パリの恋人」

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