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May 2010

May 25, 2010

お弁当考

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職場や工房周りの昼食事情が貧困なため、
節約の為にも、しばしばお弁当を持って行きます。
工夫を凝らした素敵なお弁当…では全くなくて、
ごはん、胡麻のふりかけ、梅干、ひじき煮、卵焼き、ほうれん草のおひたし、プチトマトが基本。
ひじきが切り干し大根になるとか、胡麻の代わりに鮭フレークとか、
前日のおかずの残りがあればそれが入るとか、
多少の変化はありますが、8割くらいはこの組み合わせだと思う。
それでも、不思議と飽きないんですね。
(ま、コンビニ弁当だって時々食べたくなりますけど。山崎製パンのランチパックも好きです)

考えてみると、それは母が作ってくれていたお弁当と同じなのでした。
母は食にそれほど興味がなく(美味しいパンとコーヒーがあればそれでいいという)、
むしろ勉強が好きなタイプでしたが、
それでも、4つ?ものお弁当を毎日作っていたのですよね。
本当に有り難いことでした。
(今はお弁当作りからも開放されて、日々飛び回っているようです)

私なんて、気が向いた時しか作らないので。
ごはんやひじき、小分けにして冷凍にしておくと便利ですよね。


全く話は変わりますが、今NHK-BSでクリント・イーストウッド特集をやってます。
今まで観ていなかった映画を連日放送しているので、嬉々として録画。
最近出た伝記も買ってあるし、しばらくはイーストウッド漬けになりそうです。

May 23, 2010

美しい布

ちょっとでも暑くなると、電車やバスでは冷房が入ってしまうんですよね。そろそろストールは必携です。素肌にクーラーの風が当たるのがとても苦手で。

新宿のパークタワー6階に、とても好きな場所があります。個人の部屋のような空間で、美しいタペストリーをはじめ、ものすごく素敵な布がたくさん見られるところ。あのビルに行くときは必ず覗いてみます。時々オーナーの津田晴美さんがいらっしゃって、先日は、手紡ぎ手織りのコットン(カディコットン)で作られた服を次々と試させてくださいました。チュリダー(スパッツみたいなもの)、クルタ(ワンピース?)、オーバースカート、コートの一揃い、すべて白。何枚か重ねているのに、ほとんど重さを感じないくらい軽い、しかも楽。これ、インドの服がベースなのかな。

そして、たくさんのカシミール・ショール。これが本当に軽くてふわっとしていて暖かいんです。かなり大きなサイズでも畳むととても小さくなる。手紡ぎ手織りで、無地の他にチェックやストライプもあって。いつも美しいなあ、素敵だなあ…と感動。あこがれです。

May 21, 2010

和ガラス展

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今日はまるで夏のような日差しでしたね。
昨晩ようやく衣替えをして、半袖の服を出しました。

気候が不安定なので体調管理が難しい。このところ、鼻や眼がむずむずして、肌の調子も良くないです。子供の頃からアレルギー体質で、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎等いろいろ経験しましたが、最近はアレルギー性結膜炎も。気づくとここ数年、いつもこの時期に充血&かゆみで眼科へ行ってます(今年も行きました)。
まずは疲れをためないように、睡眠をしっかりとることが大事かも。
ところでまだ花粉って飛んでいるのでしょうか…?

先日、サントリー美術館でやっている「和ガラス展」を見てきました。
この時期にぴったりの涼しげな展示でしたよ。

会場入ってすぐに出会うのが、ちろりと脚付きグラス。このちろりは何度も見たことがあるのですが、色といい形といい、やはりいいですね。
それから、外国製をまねて作られた器たちの素朴さがなんとも愛おしい。
本家はステムにキリリとした螺旋模様が入ったグラス、対する日本のものはぼんやりした感じで。でもそこに何ともいえない味わいがあるんですねー。
これはこうやって、あれはああして作ったんだろうな…などと推測しつつ、楽しみました。

中でも、これが好き!と思ったのは、首が細くて長い瓶。模様入りのと単色のが並んで展示されていました。私は単色のほうが好みでしたが、そちらはポストカードになっていなかったので模様入りの方のカードを買いました。大らかでゆったりした感じがとても良いです。

23日まで。


美術館のある東京ミッドタウン、服飾関係の店はどこもゴージャスでご縁がないのですが、器や雑貨、インテリアのフロアは楽しいです。ケーキドームと脚付き台、先日も北参道辺りで見たのですが、ここにもありました。流行っているのかしら…。実は今制作に挑戦しているのですけども。

May 20, 2010

ルーシー・リー展

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ウィーンの分離派会館


昨日は初夏のようだったのに、今日は雨で肌寒い一日でしたね。気をつけないと風邪を引きそう。

さて、少し前の週末、新国立美術館で開催されている「ルーシー・リー展」へ行きました。

20世紀初頭ウィーンで生まれたリーは、分離派を始めとした当時の文化の影響を受けつつ陶芸家としての活動をスタート。戦火が近づいた1938年イギリスへ移り、そこで長く制作活動を続けた。そんな彼女が試行錯誤しつつ経てきた様式を一覧する大規模な展覧会でした。

円熟期の美しい色彩で薄く端正なフォルムが知られているけれど、他にもいろいろな作品がありました。バーナード・リーチの影響を受け自分の道を見失っていた時代のものも。昨年見た「アーツ&クラフト展」では、イギリスの運動とともにウィーン工房の作品も紹介されていましたが、結構違うんですよね。同じ思想から出発していたとしても、ウィーンの方はより都市的で洗練されている感じ、イギリスは自然への傾倒や民芸にも通じる素朴な感じ(かなり大雑把なまとめですが)。なので、リーチが最初彼女を評価しなかったのも、リーがとまどったのも理解できました。

おもしろかったのが、制作風景の映像や、顧客への手紙、釉薬ノートなどの資料類。様々な釉薬の組み合わせを試みて、あの美しい色彩を生み出していたのですね。そしてそれを記録する(大事です)。自分の器を追求しつつ、顧客の要求に応えつつ、新しいことに挑戦する、真摯且つ柔軟な姿が感じられました。

とても楽しいのが、照明を落とした部屋にあるたくさんのボタン!本当に美しい小さなものたち。同じ形のものにも色や表面加工など多彩なヴァリエーションがあって、生活のために始めたとはいえ楽しんで作っていたのじゃないかと思うのですけど…どうでしょう。ひとつ欲しい。オーバーコートにつけたら素敵だろうな…

溶岩釉もいいし、掻き落としもいい。ピンクやブルーの大鉢も素敵だけれど、器をどれかひとつ持ち帰っていいと言われたら、私は白地に薄いブルーの線が入った「白釉青線文鉢」を(図録の表紙になっている作品)。でも…やっぱり選べないかな…。身近に置いて眺めていたいような作品ばかりです。
ところで、今回出展されているピンクの鉢に料理を盛りつけた写真を雑誌で見たのですが、正直うーむ…という感じでした。私はただ器そのものを見ていたい。使い勝手重視でみたら、あの薄さ、色、形ではなかったかもしれない。けれど、空間を美しくする「もの」としては、あれが絶対だと思う。
個人的にちょっと勇気が出るような展覧会でした。

東京展の後、益子や静岡、関西にも巡回するようですので、ぜひ!おすすめです。図録の写真もきれいですよ。


美術館を後にして、向かったのはパピエラボ。紙にまつわるプロダクトを扱うお店。狭いのだけど、紙好きにはたまらない空間でした。活版印刷のオーダーも受け付けてもらえるそうです。中村活字に作ってもらった名刺(活版!)がなくなったら、頼んでみようかな。
サブレタープレスの刺子柄(装苑で紹介されていた)や、動物柄のポストカードを買いました。すごく素敵です。

May 18, 2010

バレエ話とか

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ひきつづきバレエの話など。

私がバレエと出会ったのは幼稚園の頃。当時放送されていた「ラ・セーヌの星」というアニメ(フランス革命時代のパリが舞台のドラマチックな作品、富野喜幸も監督していたらしい)主題歌のEPと引き換えに、バレエの教室に通うことになったのでした。…が、ものすごく人見知り(内弁慶)だった為、一週間もしないうちに辞めてしまったんですねー。あのまま続けていれば、少しは体型も違ったかも。
ちなみに、せっかく買った練習着がもったいなかったのか、母に水着として着せられた記憶があります…フレンチスリーブだったんですけどね…

中学生か高校生の時、テイラー・ハックフォード監督の映画「ホワイトナイツ」で、ミハイル・バリシニコフの踊りに心奪われ、映画だけではあきたらず、誕生日プレゼントとして日本公演のチケットを買ってもらい(半分は自分で出した)、一人で神奈川県民ホールまで出かけたのが第2の出会い。

その後は、主にテレビ観劇でしたが、働くようになってまたボチボチと。最近は割とよく行ってます。安い席専門ですけど。
コンテンポラリーもいいけれど、クラシックもいいし、魅力は尽きません。


さて、話は変わりますが…
昨年末あたりからTwitterを始めまして、ついついブログがおろそかになっております(まあそれ以前から更新ペースは遅かったけど)。
これではいけないと思うので、今月はブログ強化月間として、なるべく更新していくつもりです(せめて2日に1回は)。ということで、どうでもいいような話題も多いかと思うのですが、しばらくよろしくお願いいたします。

May 15, 2010

東京バレエ団「オネーギン」

ジョン・クランコ(John Cranko, 1927 - 1973)がシュツットガルト・バレエのために振り付けた「オネーギン」。東京バレエ団の日本初演を観てきました(東京文化会館)。
初日の主演は吉岡美佳&高岸直樹。この二人も、オリガ役の小出領子も好きです。

オネーギンの全幕は、おととし11月のシュツットガルト・バレエ以来(→こちら)でしたが、久々に観て、やはり良く出来た素晴らしい演目だなあと思いました。多くのダンサーが踊りたいと願うのもわかる、演技力とテクニックが要求されるバレエですね。

リフトで流麗さに欠けるところがあったり、他にもあれれ…というところはあったけれども、オネーギンのクールな雰囲気やタチヤーナの繊細で内気な感じが出ていてとても良かったのではないでしょうか。特に3幕、グレーミン公爵とタチヤーナの、そしてオネーギンとタチヤーナのパ・ド・ドゥはすごく引き込まれましたし感動しました!これから公演を重ねていけば、もっともっとスムーズになるでしょう。

それにしても思うのは、バレエってやっぱり振付が大事ですね!ダンサーひとり一人が良くても、演目がつまらなかったら、やっぱり感動に欠ける。先日観たパリ・オペラ座バレエ団の「シンデレラ」、マリ=アニエス・ジローを始め、ダンサーは素晴らしかったのだけど、今ひとつ印象に残らなかったんですよね…まあ好みもあるとは思うのですが。
クランコの他の作品も観てみたいです。シュツットガルト行きたいな。


<オネーギン> 2010年5月14日(金)7:00p.m. 東京文化会館

オネーギン:高岸直樹
レンスキー:永瀬直義
ラーリナ夫人:矢島まい
タチヤーナ:吉岡美佳
オリガ:小出領子
乳母:坂井直子
グレーミン公爵:柄本武尊

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