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July 03, 2010

六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?

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久々の更新です。
5月はブログ強化月間ということで頑張ったのですが、最後に息切れしてしまい…そのまま「6月ってあったっけ?」状態で、気づいたら7月になっておりました…。
確かに振り返ってみても(元気ではありましたが)、アレルギー気味だったり疲れが出たりで、あまり活動しなかった日々でしたが、そろそろ湿度と暑さにも慣れてきたことだし、そもそも夏は好きな季節だし、ガンガン行きますよー(本当か?自問)

ということで、昨日の夜観に行った「六本木クロッシング2010展」がとてもおもしろかったです。

〜日本のアートシーンの“明日”を見渡すべく、多様なジャンルのアーティストやクリエイターを紹介する「六本木クロッシング」。第3回と なる本展では「芸術は可能か?」という古くて新しい問いを出発点に、エネルギーに溢れ、力強く明日に挑む日本のアートの“今”をご覧いただきます。〜(サイトより)
ということで、20組による展示。
仕事が終わったあと六本木へ向かいましたが、疲れを吹き飛ばすようなパワフルな展示が多くとても楽しめるものでした。

ダムタイプのパフォーマンス《S/N》(1994年初演)の記録映像(上映時間85分)には、懐かしさのようなものを感じました。今から思うと当時は、対決すべきものがはっきり見えていた時代だったかなあ…と思ったり。今はある意味何でもありで色々なものが拡散している気がします。問題は相変わらず存在しているけれど見えにくくなっている、ような。言葉、音、光などを駆使して「すべての枠からの自由」を渇望し続けるけれど、最後はアマポーラ(この甘い曲大好きです)、そして「愛という言葉を使わせて!」。ものすごくシンプルな、コミュニケーションを希求するメッセージを受け取りました。

ログズギャラリーの作品がおもしろかったです。
彼らの作品「ガソリンミュージック&クルージング」とは、車内に高出力の音響システムを搭載した車で行なう、より走行音(車が走行するのに伴い発生するエンジンやウィンカー、風の音などのこと)を強調したドライブのこと、だそう。
今回の展示は、2007年に広島で行ったドライブの際の映像と音を作品として再構成したものでした。偶然(意図的にではなく)撮影された素材としての映像が、単なる風景ではなくなにか抽象的なもの…万華鏡のようで、増幅された車の内部音(大音響)に包まれてキラキラした画面を眺めていると、現実を離れてどこか他の時空へ入り込んでしまうような不思議な感覚になりました。

他には、米田知子の写真(とても知的な作品)や、青山悟の作品が良かったです。青山の「Glitter Pieces」は新聞をオーガンジーに転写しその画像を黒糸とメタリック糸で刺繍した作品で、そのモノとしての存在感に見とれました。

森美術館は夜22時までやっているし、チケットがあれば展望台(東京シティビュー)も利用できるし、デートなんかにもいいんじゃないかな。私はソロでしたけど、東京タワーもバッチリ見えてきれいでした。おすすめ。明日までなので良かったらぜひ。


ところで、今回の展覧会で思った訳ではないのですが、コンテンポラリー作品を見ると時々、わかりやすければいいというものじゃないけど、伝わらなくちゃ(心を動かすものでなくては)仕方ないのでは、と感じるときがあります。受け取る側の感受性や知識も問われているのかもしれませんが。
そんなことも含めて面白いので、もっといろいろ体験しようと思います。

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