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May 2011

May 24, 2011

「トゥルー・グリット」

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バウスシアターにて「トゥルー・グリット」。

父親を殺された14歳のマティが、アル中で隻眼の連邦保安官ルースターとテキサス・レンジャーのラビーフと共に犯人を追跡するという、とてもシンプルなストーリー。コーエン兄弟がなんで「The 西部劇」なのかと思ったけれど、それを全面に出している印象はあまりなかったです。インタビューでも「単純にこの物語が1870年代のアーカンソーを舞台にしているから、西部劇になっただけ」と言っていましたが。
とにかく主人公3人の関係が格好良かった。始めは子供扱いしていた彼女のことを、ルースターもラビーフも認めていく。それぞれが独立して甘ったれず、シンプルに目標を目指す姿がハードボイルド!ルースターがマティを抱えて走る夜空の美しさ。
ラストがとても良くて…より味わい深く心に刻まれる作品になっている。マティの「私も彼と賑やかで楽しい旅をしたわ」というセリフが素晴らしい。

テキサスレンジャーはマット・デイモンだったのか…全然気づかなかった。そして、ジェフ・ブリッジスがカッコイイ!!
コーエン兄弟もすっかり円熟してきましたが、ところどころ抜け感やフェイントがあるのが、彼ららしくて好きでした。「ミラーズクロッシング」「バートン・フィンク」ってもう20年も前なんですね。

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